SES契約という契約形態があるのをご存じでしょうか?
聞いたことがあっても、詳しくは知らないという方も多いかと思います。
そこでこの記事では、SES契約の概要と守秘義務に関する注意点を解説します。
▼SES契約の守秘義務に関する注意点
■SES契約の概要
SES契約とは、主に
IT業界で利用されることが多い契約で、内容は準委任契約と同様です。
派遣先企業に指揮命令権はなく、派遣元の指示に従ってエンジニアは業務を遂行します。
また、業務の結果に関係なく報酬が支払われるのもこの契約の特徴です。
委任契約とほぼ同じ契約形態ですが、SESは法律に関する業務は行えません。
■守秘義務に関する注意点
エンジニアは、派遣先企業と契約する際「秘密保持契約」を遵守しなければなりません。
・使用範囲の限定…業務以外の目的で秘密情報を使用してはいけない
・情報の管理義務…派遣先企業の秘密情報は他者へ漏洩・開示せず、適正な管理をする
上記のような秘密保持に関する契約を結び、派遣先企業の秘密情報が漏洩することを防ぎます。
情報漏洩が起こってしまうと、賠償問題に発展する恐れがあるので、情報の取扱いには十分注意しなければなりません。
▼まとめ
SES契約とは、エンジニアをクライアントの会社に派遣する契約で、主に
IT業界で多く利用されています。
エンジニアが派遣先会社と契約を結ぶ際は、秘密保持契約も併せて結ばなければなりません。
秘密保持契約に違反した場合、情報漏洩による賠償問題に発展する恐れがあるので注意しましょう。
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